いろとりどりの

子どもたち


自分らしく 

生きてほしい 

子どもたちが 幸せな国へ

ニセフの幸福度ランキングで、日本の子どもの「精神的幸福度」は、38か国中37位

現在日本では、不登校数、子どもの精神疾患、自殺者数が増加し、過去最多を更新中、しかも低年齢化しているという現実があります。

私たちは、子どもの幸福度向上を目指し、子どもたちの安心・安全、心の健康、かけがえのない命を守ること、
そして、持って生まれた能力や自分らしさを大切にし、自己肯定感を育む教育環境の普及に取り組みます。

Mission

子どもの心身の健康・安全を守るため 関係機関や行政と連携し

不登校・精神疾患・自己肯定感の低下・自殺者の増加/低年齢化などの問題を解決する

Vision

子どもたち一人一人が それぞれに持つ能力を発揮し

その能力を平和で安定した社会の構築に役立てることにより

社会の一員であることに存在意義と充実感を見出せる社会

山積する学校課題

 日本では、学校に行けない、行きたくない子どもたちが年々増加しています。令和2年度の不登校の生徒児童数は、196,127人。5年前から6万人余り増加しており、潜在的にはもっと多いと推測されています。
 NHKの独自調査や文部科学省が行った実態調査によると、不登校になった原因、最初に行きづらいと感じるようになったきっかけは、いじめや教師との関係、学校に馴染めない、登校しようとすると腹痛や頭痛、吐き気など「体の不調」が現れる、勉強が分からない、校則・規則など、学校要因が8割を占めています。
 多くの子どもたちは、学校に行けなくなった時点で心に傷を負い、外出することをためらうようになり、その親たちも不安や悲しみを抱いたり、転校のための転居や子どものために仕事を辞めるなど、人生に大きな影響をもたらすこともあります。
 子どもたちが精神的に病んだり、家族にも大きな影響が及ぶことを踏まえると、問題は抜本的かつ早急に改善・解決される必要があります。

 教員の長時間労働や土日出勤などの労働環境の問題もあります。職場でのパワハラや教師間のいじめも異例ではなく、教職員の精神疾患による休職・病休は毎年5,000人を上回り、退職も後を絶ちません。学校が人手不足の中、教員採用試験の倍率は上がらず、2021年の全国平均は2.6倍と2年連続で過去最低を更新し、教員の質の行方も問題視されているという現状があります。 
 教員の働く環境は負のスパイラルに陥っている状況もあり、文部科学省も様々な対策を講じ予算を充てていますが、課題も多く期待通りの結果にはなかなか至っていません。


多様な学校の重要性

 ユニセフの調査では、学校への帰属意識が高い子どもほど、幸福感が高いという傾向が分りました。逆説的に言うと、学校が合わない、自分の居場所ではないと思う子どもは、幸福度が低いということになります。

 子どもたちにとっての社会は、大きく「家庭」と「学校」に絞られます。中でも日中のほとんどを過ごす学校が、何らかの理由で苦痛になり、行きたくない、居場所がないと感じることは、子どもの幸福度に影響を与えるのです。

 世界幸福度ランキングで4年連続1位となり、教育大国としても注目されているフィンランドでは、『学校を楽しくするためにはどうしたらいいか?』と生徒に問う機会を作り、子どもたちの意見が反映された学校づくりが行われています。子どもの提案が採用されることで、『自分がチームの一員である』という自覚にもつながり、帰属意識が生まれます。

 「世界一の教育」と称され、子供の幸福度ランキングで1位のオランダも、個々の子どもたちに合わせた学校づくりが半世紀前から進められています。教育の自由が憲法で保障されており、条件を満たせば市民が自ら理想の学校を設立でき、保護者はどこに住んでいても、多種多様な学校から自分の子どもにふさわしい学校を選ぶことができます。
 どちらの国においても、学校に子どもたちを合わせるのではなく、多様な子どもたちに学校が柔軟に対応するという考え方が根本にあり、子どもの意見や個性を最大限考慮した学校づくりが行われています。

 日本の子どもたちの精神的幸福度を底上げするためには、誰の何のための教育なのかを改めて問い直し、何が学校改革の壁となっているのかということも含め、みんなで十分に話し合い、行動に移すことが必要です。